top of page

activities

みなみしまは社会と世界をつなぐアートの交通路をつくります。
本来、アートは道でした。しかしいまはアートのことはアートのこと、アートのひとはアートのひととして、アートらしい振舞いをしていると見られるようになってしまいました。つまり、ある空間を占拠しているようなイメージです。
ぼくは、それをやめたいと思っています。
なぜなら、アートは社会のなかにありながら、その外へと通じている道であるからです。
それは一方通行ではありません。両面通行が可能でなければなりません。
社会と世界をつなぎ、そしてまたこの社会に帰ってくるという往復運動が、アートが私たちのもとにあることの価値の源だからです。
みなみしまは、誰かに定められてはいても、すぐに寄り道を発見してしまう子どもたちのように歩いていきたいと思います。時に立ち止まり、脇道にそれながら、アートの交通路を見つけていきます。

bottom of page